ダニヤル・エルマトフ (Данияр Эрматов) – キルギスの歌手
ダニヤル・エルマトフ(1989年2月1日生まれ)は、キルギス南部オシュ州クルシャブ村出身のポップ歌手である。高校卒業後はオシュ市内の中国人文学院(教師養成機関)に進学し、税関学を学んだ。歌手としては、2010年代に発表した「Токто, жаным(トクト・ジャニム)」(日本語で「やめて、愛しい人」)がヒットし、一躍知られるようになった。
音楽活動と代表曲
エルマトフはポップスを基調とした感傷的なバラードや情熱的な楽曲を得意とする。彼の代表曲には以下のようなものがある
Токто, жаным (トクト・ジャニム: 「やめて、愛しい人」) 最大のヒット曲
Кечир мени (ケチール・メニ: 「許して、僕を」)
Сенин күлкүң (セニン・キュルキュン: 「君の笑顔」)
Жалгызым (ジャルグズム: 「僕の孤独」)
Жүрөгүм (ジュルグム: 「僕の心」)
Неге? (ネゲ?: 「なぜ?」)
Атакем (アタケム: 「お父さんへ」)
Апакем (アパケム: 「お母さんへ」) 母親への感謝を歌った非常に有名なバラード
Бир туугандарым (ビル・トゥーガンダリム: 「僕の兄弟姉妹」)
Кыргызмын мен (クルグズムン・メン: 「私はキルギス人」) ラジャブアリ・シェイドゥラエフの入場曲
これらの歌詞には家族や故郷への思いが込められており、同時に恋愛をテーマにした曲も数多い。エルマトフ自身も楽曲を自作しており、妻へのラブソングもリリースしている。
Shazamの公式ページでも、エルマトフの音楽ジャンルは「Pop」として紹介されており、最新シングルには2025年リリースの「Тунук булагым(トゥヌク・ブラーグム: 「澄んだ私の泉」)などが挙げられている。また、Apple MusicやYouTubeなどの音楽配信サービス上でも彼の新曲・人気曲を視聴できる。
その他の活動
歌手活動のほか、エルマトフは映画プロデューサーや俳優としても活動している。彼はキルギス国内で制作されたコメディ映画『サラーム、ビシュケク!』のプロデューサーを務め、その続編『サラーム、ビシュケク!-2』には俳優として出演している。
受賞歴など
エルマトフはキルギス国内で高い人気を誇り、国営放送の音楽賞にも度々ノミネートされている。2024年には自作MVで「最優秀クリップ賞」に輝いたとの報道もある。またインスタグラムでは200万人以上のフォロワーを抱え(キルギス人口約700万人)、影響力のある若手歌手として評価されている。




