開催日:2025年10月4日(現地時間)
会場:T-Mobile Arena(ラスベガス、アメリカ)
| ライトヘビー級タイトルマッチ | ✕ マゴメド・アンカラエフ vs. 〇 アレックス・ペレイラ | 1R 1:20 TKO(パンチ&肘) |
| バンタム級タイトルマッチ | 〇 メラブ・ドバリシビリ vs. ✕ コーリー・サンドヘイゲン | 判定3-0 |
| ライトヘビー級 | 〇 イリー・プロハースカ vs. ✕ カリル・ラウントリー・ジュニア | 3R 3:04 KO(左フック) |
| フェザー級 | ✕ ジョシュ・エメット vs. 〇 ユーセフ・ザラル | 1R 1:38 腕ひしぎ十字固め |
| ミドル級 | ✕ アブス・マゴメドフ vs. 〇 ジョー・パイファー | 2R 1:46 リアネイキドチョーク |
ライトヘビー級タイトルマッチ
マゴメド・アンカラエフ vs アレックス・ペレイラ
王座奪還を狙うアレックス・ペレイラが、宿敵マゴメド・アンカラエフとの再戦に挑んだ。
試合は序盤から緊張感に満ちた打撃戦。ペレイラは持ち前の圧力とリズムで前に出続け、アンカラエフのテイクダウン狙いを読んで強烈なオーバーハンドをヒットさせる。
ダメージを受けたアンカラエフはケージ際へ後退。ペレイラは間髪入れずに追撃を仕掛け、グラウンドでエルボーを連打。開始わずか1分20秒、レフェリーが試合をストップし、ペレイラがTKO勝利で見事リベンジを果たした。
バンタム級タイトルマッチ
メラブ・ドバリシビリ vs コーリー・サンドヘイゲン
メラブが圧倒的なレスリング力で試合を完全に掌握した。
サンドヘイゲンは長いリーチと多彩な角度の打撃で反撃を試みるも、メラブの relentless(止まらない)テイクダウンと組みの圧力を前に流れを掴めず。
5ラウンドを通じてメラブがグラウンドコントロールとポジショニングで主導権を握り、サンドヘイゲンにほとんど有効打を許さない展開。
判定は文句なしのユナニマス。試合後のケージ上でドヴァリシビリは「このベルトは簡単には渡さない」と堂々と宣言し、王者としての存在感を示した。
ライトヘビー級戦
イリー・プロハースカ vs カリル・ラウントリー・ジュニア
静かな立ち上がりから一転、壮絶な殴り合いに発展した一戦。ラウントリーは序盤、左ミドルとカウンターでペースを握るが、イリーは持ち前のトリッキーな動きと打たれ強さで徐々にリズムを掴んでいく。
迎えた第3ラウンド、イリーが一瞬の距離の詰め方でラウントリーの防御を崩し、左フックをクリーンヒット。ラウントリーが崩れ落ちると、追撃の数発で試合終了。3ラウンド3分4秒、イリーのKO勝利。
逆転劇のようなフィニッシュに観客は総立ち。ペレイラと並ぶフィニッシュ力を見せつけ、再び王座戦線に名乗りを上げた。





